ベトナム人初の国際福祉管理士取得者が誕生しました。

国際福祉管理士の資格試験を受験し、ベトナム人第1号の取得者が出ましたことをお知らせいたします。本資格を取得したことで、日本での活躍だけではなく、ベトナムでも福祉マネジメントの指導者として活躍が期待されます。

取得者の声(ベトナム人) グエン ホン ゴックさん (国際福祉管理士)

国際福祉管理士の資格を取得出来ましたことを大変嬉しく思います。これから日本の介護保険制度をよく深く理解し、将来的に介護現場のリーダーを目指して頑張っていきたいと思います。 ベトナムは世界的に高齢化のペースが速く、倍加年数(高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまでの年数)で比較すると中国が25年、タイが22年であるのに対して、ベトナムは19年(2020年〜2039年)と短く喫緊の課題となっています。 ベトナムはこれからかなり速いスピードで高齢化が進みますので、今後ベトナムで日本の介護のシステムが実現できることを期待しています。将来、日本で学んだ介護技術をベトナムで活かせたらと思っております。オンライン等で日本の介護技術や日本の施設のマネジメントをベトナムの介護士に教えたいです。しかし、ベトナムでは「家族の世話は家族がする」という根強い価値観があり、親を老人ホームや介護施設に入ることを好まない人も少なくありません。現在、ハノイなど都市部に老人ホームが増えて来ています。「老人ホームに高齢の親を預けてよかった。」という意識がベトナム社会に浸透して欲しいと思います。そのためには、日本式の介護が重度な役割を果たすと思います。

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