国際医療管理士 国際福祉管理士
新資格が誕生しましたのでお知らせいたします。11月本学会の国際学術大会時から開始となります。
レセプト管理士の国際活動用のライセンスとなり、レセプト管理士から派生した資格です。
誕生の背景
海外医療機関からの要望を切欠に経営戦略の国際資格として誕生します。海外では、日本と異なり他国への海外進出による事業拡大、業務提携などが盛んであり、国境を越え、近隣国との患者の流動性、国際オンライン診療なども広がっており、日本より国際的ビジネス展開が強いと言えます。海外では世界中から患者が集まる病院をはじめ、収益をいかに増やせるかというビジネスを国際的視野で展開しております。そのような動きの中で、海外から日本の施設と業務提携したいと考える他国の施設も出てくるといえます。日本では経済産業省の国際医療・福祉の展開における補助金支援もすでにスタートしておりますし、他国のように経営戦略のグローバル化を考える時代に入ります。
本資格は日本人だけが取得する資格ではなく、海外で外国人が取得する資格でもあります。日本人向けには、以下の5点が国際医療管理士、国際福祉管理士の使命として掲載いたします。
1 医療AI、ICTを活用したデジタル日本を発展させるために、海外の進んだ医療、福祉の活用技術、活用サービスを学び日本の発展に寄与すること。日本の優秀な技術、サービスを海外の発展に寄与すること。
2 経営戦略資格レセプト管理士の国際活動用に本資格を用いて活動し、海外のすぐれた経営戦略、医療・福祉サービスを海外医療福祉機関実務者や海外研究者から指導等を直接もらい日本の職場で役立てること。
3 海外交流、経営戦略に関わる人脈をつくり、関係性を保ち、海外の医療福祉機関のような世界規模、地球規模で持続可能な運営活動を行うこと。(海外でも本資格を取得した資格者が誕生しますので、積極的に交流を図ること)
4 日本人の外国人割合が1割を超える時代に備えて、海外の医療制度、福祉制度を研修等で理解すること。
5 世界一の平均寿命の日本の医療福祉のすばらしさを海外に伝達すること。
※毎年国際学術大会を実施しております。
※国際学術大会はすべて通訳つきとなっております。
※現地での研修、施設見学ツアーを実施しております。
現在取得されたレセプト管理士から適用とします。
レセプト管理士試験に合格後、以下の条件により、資格を得られます。
国際医療管理士
International Medical Administrator
国際福祉管理士
International Welfare Administrator
資格認定 日本レセプト学会および複数の海外の研究機関の連合認定国際資格となる予定(11月スタート)
※海外での連合資格ですので日本単独の学会認定資格ではありません。
ア 条件
a レセプト管理士であること
かつ、以下のbからeまでのいずれか一つに該当すること。
b 日本レセプト学会(JSIHC)が毎年主催する国際学術大会の現地訪問(1回以上)し、国際プログラムの研修を受けてレポート(感想文)を提出する。
c 日本レセプト学会(JSIHC)が毎年主催する国際学術大会にオンラインで参加、3回以上出席すること。
d 上記のオンラインの大会参加で英語による1回以上の研究発表を行う。
e 他の学術団体の国際活動参加については原則認めないが、国際プログラムの内容を審査し、本学会審査で承認された場合は、手続きにより認める。その場合、審査料を徴収します
イ 申請
条件が満たされた場合に希望者が各自で申請する。
医療、福祉どちらか一方の申請、またはどちらとも申請可能。
条件を満たしていれば、認定する。
※申請方法は後日、お知らせします。
ウ 料金
申請料や資格の認定登録料はすべて無料とする。ただし、資格証配送手数料1100円を申請時に徴収します。
エ 資格期間
5年間有効とする。
有効期限内(5年以内)にアの条件を満たさなければ、更新できない。
ただし、レセプト管理士取得後3年未満の場合、永久登録前に退会し、永久登録とならなかった場合は、
国際の資格は無効となる。
オ 資格の更新
アの条件と同じ。有効期限の5年に達するまでに、アの条件をクリアすること。
再び、5年間有効となります。
レセプト管理士の資格を永久登録前の研修期間中に失った場合は、国際資格は末梢となる。
はじめから国際医療管理士等の資格だけを欲しい場合でも、レセプト管理士の試験に合格し、レセプト管理士の資格を所持していなければならない。
※ただし大学院生で国際資格のためのレセプト管理士受験をする場合は、大学院(修士課程以上)での専門科目等分野が一致している場合に限り、学科または読解実技のいずれかを免除とする場合がある。(来年以降の大学院生とする。既院卒者対象外)
カ 名刺等の記載
取得した資格は名刺などに日本語表記「国際医療管理士」「国際福祉管理士」、英語表記 International Medical Administratorまたは略称のIMA、英語表記International Welfare Administratorまたは略称のIWAと記載してよい。(名刺、履歴書等への記載はレセプト管理士と別に記載可)
レセプト管理士についてはこちらをご覧ください
将来日本人の1割以上、つまり10人に1人以上が外国人になる 厚生労働省予測はこちら
経済産業省 国際展開はこちらをご覧ください。
国際学術大会については、こちらをご覧ください。